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ベンツGLBが気になっているけれど、『輸入車って壊れやすいんでしょ?』という声が頭をよぎる。今乗っているGLBの保証が切れそうで不安になってきた。
そんな方は多いはずです。
結論から言うと、GLBは「すぐ壊れる車」ではありません。ただ、48Vの電装、ディーゼルの排気まわり、電子装備のように国産車より修理が高くつきやすい部分ははっきりあります。
この記事を読むと、グレードと年式ごとに気を付けたい箇所と、保証でどこまで守れるかが分かります。
ベンツGLBは本当に故障が多いの?
GLBは2020年6月に日本発表された初代(X247)で、まだ新しいモデルです。故障率をまとめた公的な数字は無いので「多い・少ない」は断定できません。気を付けたいのは、壊れる回数より「壊れた時の金額」です。
『壊れやすい』と言われる理由は、たいてい修理代の高さから来ているんです。部品が輸入品で、作業も正規販売店に頼むことが多いので、同じ故障でも国産車より高くなりがちです。
もう1つの理由は、電子装備の多さです。MBUX、安全運転支援、48Vのマイルドハイブリッドなど、センサーと制御が多いぶん、警告が出る場面も増えます。
| 言われがちなこと | 実際のところ |
|---|---|
| 輸入車はすぐ壊れる | 走れなくなる大きな故障より、警告表示や電装の不調が多い |
| 修理代が高い | 部品代と工賃が国産車より高めになりやすい |
| 保証が切れたら怖い | 延長保証で最長5年まで備えられる |
| 中古は危ない | 整備記録と保証の有無で差が大きい |

「警告が出た」と「壊れた」は別の話
例えばこんな場面です。
「メーターに黄色いマークが出た、もうダメかも」
「黄色は点検を勧める合図のことが多いよ。まず意味を調べてみよう」
警告灯には、すぐ止まるべきものと、近いうちに点検すればよいものがあります。表示の意味はGLBの警告灯・警告音の意味と対処で一覧にしています。
グレードごとに気を付けたい箇所
GLB 180とAMG GLB 35は48Vの電装(GLB 180はISG、AMGはBSG)、GLB 200 dはディーゼルの排気浄化(AdBlue)に気を配っておきたいところです。
GLBは2026年10月時点で3つのグレードがあります。中身がかなり違うので、気を付ける場所も変わるんですよね。
| グレード(2026年2月発売モデル) | 価格(税込) | エンジン | 駆動 | 気を付けたい箇所 |
|---|---|---|---|---|
| GLB 180 Urban Stars | 687万円 | 1.4L(1,331cc)ターボ+ISG・7速DCT | FF | 48Vの電装・補助バッテリー・DCT |
| GLB 200 d 4MATIC Urban Stars | 739万円 | 2.0Lディーゼルターボ・8速DCT | 4MATIC | AdBlue・排気浄化装置・DCT |
| メルセデスAMG GLB 35 4MATIC | 937万円 | 2.0Lターボ+48V(BSG)・8速DCT | 4MATIC | 48Vの電装・ブレーキ・タイヤの減り |
価格はメーカー希望小売価格です。燃費はWLTCモードで、GLB 180が14.2km/L、GLB 200 dが15.7km/L、AMG GLB 35が11.0km/Lです。
GLB 180:48Vの電装まわり
GLB 180は、2023年11月17日のマイナーチェンジで48Vのマイルドハイブリッドになりました。ISGと呼ばれるモーターがエンジンを助ける仕組みです。
燃費には効く一方で、電装の部品が増えたぶん、バッテリーまわりの警告が出ることがあります。バッテリーの話はGLBのバッテリー上がりと交換・アイドリングストップで詳しくまとめています。
GLB 200 d:AdBlueと排気浄化
ディーゼルのGLB 200 dは、AdBlue(尿素水)を補充しながら走る車です。残りが少なくなるとメーターで知らせてくれます。
『街乗りばかりで大丈夫?』という方も多いはずです。短い距離の移動ばかりだと、排気をきれいにする装置に汚れがたまりやすいと言われます。
ときどき高速道路を走るくらいがちょうどいい車です。
AMG GLB 35:消耗品の減りが早め
最高出力225kW(306PS)のAMG GLB 35は、ブレーキやタイヤの減りが他のグレードより早めになりがちです。タイヤは255/40R20(2026年2月発売モデル)で、交換の費用も上がります。
これは故障ではありません。ただ、維持費に効いてくる部分なので、先に知っておくと安心です。
年式(前期・後期)で気を付けたい違い
2023年11月17日のマイナーチェンジで、ステアリング、MBUX、ヘッドライトまわりが新しくなりました。前期の中古は、保証が切れている車が増えてきた時期です。
『前期と後期、どっちが壊れにくい?』と聞かれることがあります。どちらが丈夫と言える公式の数字は無いんです。
ただ、前期は登録から3年以上たった車が多く、新車保証が切れている可能性が高くなります。年式より「保証が残っているか」「整備記録がそろっているか」で差が出ます。
| 年式 | 主な特徴 | 中古で確かめたいこと |
|---|---|---|
| 前期(2020年6月〜2023年11月) | タッチパッドあり・前世代MBUX | 保証の残り・整備記録・リコール対応の有無 |
| 後期(2023年11月17日〜) | タッチパッド廃止・最新世代MBUX・アダプティブハイビームアシスト全車標準 | 保証の残り・延長保証に入れるか |
- メーターに警告が出ていないか
- 整備記録簿がそろっているか
- 新車保証や延長保証が残っているか
- リコールや改善対策が済んでいるか
- キーが何本あるか
修理費の目安はどれくらい?
修理費は、部品の値段、工賃、正規販売店か整備工場かで大きく違います。下の表は「どのくらいの重さの出費か」をつかむための幅で、実際の金額は見積もりで確かめてください。
『いくらかかるのか分からないのがいちばん怖い』という声はよく聞きます。だからこそ、だいたいの重さだけでも知っておくと気が楽になるんです。
| 箇所 | よくある症状 | 費用の重さの目安 |
|---|---|---|
| 12Vバッテリー・補助バッテリー | 警告表示・エンジンがかからない | 数万円程度 |
| キーの電池 | 反応が鈍い | 数百円程度(自分で交換できる) |
| ヘッドライト・リアランプ(LED) | 点かない・曇る | ユニット交換で高額になりやすい |
| センサー類 | 安全運転支援の警告 | 数万円〜(部位で大きく変わる) |
| ブレーキパッド・ローター | 減り・鳴き | 数万円〜(AMGは高め) |
| タイヤ(20インチ) | 減り・パンク | 4本で十数万円になることも |
ライトの話はGLBのライト・ランプ類の交換と設定、キーの話はGLBのスマートキー電池交換の手順で見られます。

自分でできることと、任せたいこと
キーの電池交換のように、自分でできる作業もあります。取扱説明書を見ながらやれば、数分で終わるものも多いんです。
一方で、電装や安全装備に関わる作業は、専用の診断機が要ることがほとんどです。ここは正規販売店か、輸入車に慣れた整備工場に任せておきましょう。取扱説明書の探し方はGLBの取扱説明書の見方でまとめています。
保証でどこまで守れる?
GLBの新車には「メルセデス・ケア」が付きます。新車購入から3年間、走行距離無制限で、一般保証修理・定期メンテナンス・24時間ツーリングサポートなどが含まれます。
ここが大事なところです。GLBの故障を怖がりすぎなくていい理由の1つが、この保証なんです。
| 保証 | 期間 | 内容 |
|---|---|---|
| メルセデス・ケア(新車に付帯) | 新車購入から3年間・走行距離無制限 | 一般保証修理・定期メンテナンス・24時間ツーリングサポート・地図データ更新 |
| 保証プラス(有償) | 2年延長 | 一般保証修理を延長 |
| メンテナンス プラス(有償) | 4・5年目(登録から59か月後の応当日前日か75,000kmで終了) | 定期メンテナンスを延長 |
内容はメルセデス・ベンツ日本の公式発表によるものです。加入の条件や費用は、販売店で確かめておきましょう。
保証が切れる前にやっておきたいこと
- 保証の終わる日を車検証と保証書で確かめる
- 気になる症状をメモしておく
- 保証の期間内に販売店で点検を受ける
- 延長保証に入るか、手放すかを考える
保証の期間内に見つかった不具合は、無償で直してもらえることがあります。ちょっとした違和感でも、期間内に伝えておくのがおすすめです。
リコールはどうやって調べる?
リコールや改善対策は、国土交通省のリコール情報検索や、メルセデス・ベンツ日本のリコール情報のページで調べられます。車検証に書かれた車台番号があれば、自分の車が対象かどうかを確かめられます。
『自分の車がリコールの対象か分からない』という方もいるはずです。正規販売店で点検を受けていれば、対象の作業は案内されるのが一般的です。
中古で買った車や、しばらく販売店に出していない車は、自分で一度調べておくと安心です。対象なら、作業は無償で受けられます。
この記事では、個別のリコールの番号や件数は載せていません。届け出は時期によって増えるので、最新の情報は公式のページで確かめてください。
故障が増える前に手放すという考え方
- 修理の出費が来る前に区切れる
- 年式が新しく、査定で評価されやすい
- 次の車の頭金にしやすい
- 乗り換えの諸費用がかかる
- 新しい車の納期を待つことがある
- 手放す時期で値段が変わる
新車保証の3年が近づくと、『このまま乗るか、乗り換えるか』で迷いますよね。延長保証の費用と、これからかかりそうな修理代を並べてみると判断しやすくなります。
例えば、20インチのタイヤ交換、バッテリー、ブレーキの交換が同じ時期に重なると、まとまった出費になります。その前に一度、今いくらで売れるかを知っておくと、比べる材料が増えます。
ベンツGLB買いたいドットコム
ベンツGLBの値段、先に相場を見ておく
今のGLBにいくら付くかは、時期や走行距離、色で変わります。乗り換えるか迷っている段階でも、査定額を調べておくと判断しやすくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
GLBを新車で買い直すか検討している方は、ベンツGLBの値引き相場と交渉の順番で総額の考え方をまとめています。

よくある質問
ベンツGLBは故障が多い車ですか?
故障率をまとめた公的な数字は無いので断定はできません。走れなくなる大きな故障より、警告表示や電装の不調で販売店に行くことのほうが多い車です。
GLBで壊れやすいと言われる箇所はどこですか?
48Vの電装やバッテリーまわり、GLB 200 dのAdBlueと排気浄化、センサー類がよく挙がります。どれも保証の期間内なら販売店に相談できます。
新車保証はどれくらいありますか?
メルセデス・ケアで、新車購入から3年間、走行距離無制限です。有償の保証プラスで2年延ばせます。
リコールの対象か調べる方法は?
車検証の車台番号を使って、国土交通省のリコール情報検索やメルセデス・ベンツ日本のリコール情報で調べられます。
中古のGLBを買う時に気を付けることは?
整備記録簿、保証の残り、リコールの対応、キーの本数を確かめておきましょう。前期は保証が切れている車が増えています。
まとめ
- GLBの故障率を示す公的な数字は無く、「多い」とは断定できない
- 怖いのは回数より、修理代が国産車より高くなりやすいこと
- GLB 180とAMG GLB 35は48Vの電装、GLB 200 dはAdBlueと排気浄化に気を配る
- 新車購入から3年間は走行距離無制限のメルセデス・ケアで守られる
- リコールは車検証の車台番号で調べられる
- 保証が切れる前に、乗り続けるか手放すかを比べておく





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