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『GLBに乗り換えたら、サイドブレーキのレバーが見当たらない…』と戸惑っていませんか。
結論から言うと、ベンツGLBのサイドブレーキは電動パーキングブレーキで、ハンドルの右下にある小さなスイッチで操作します。Pに入れれば自動でかかる場面も多いので、普段はほとんど触らずに済みます。
この記事を読めば、かけ方と解除のしかた、信号待ちで足が楽になる「ホールド」、下り坂のエンジンブレーキ、ブレーキの汚れ対策まで一通り分かります。
ベンツGLBのサイドブレーキはどこにある?
国産車から乗り換えると、まずここで迷いますよね。GLBには、足踏み式のペダルも、手で引くレバーもありません。
代わりにあるのが、運転席の右下、ライトスイッチの近くにある電動パーキングブレーキのスイッチです。Pの文字に丸が付いたマークが目印です。
GLBのサイドブレーキは「引くとかかる・押すと外れる」の小さなスイッチです。シフトをPに入れた時やエンジンを切った時は、自動でかかる仕組みになっています。
スイッチの位置や形は、年式や仕様でわずかに違うことがあります。迷った時は、車に付いている取扱説明書で確かめるのが確実です。
| 項目 | ベンツGLBの電動パーキングブレーキ |
|---|---|
| 操作の場所 | 運転席の右下(ライトスイッチ付近) |
| かける | スイッチを手前に引く |
| 外す | ブレーキペダルを踏みながらスイッチを押す |
| 自動でかかる | シフトをPに入れた時など |
| 自動で外れる | 条件がそろった状態で発進した時 |
| 作動中の表示 | メーター内の赤いPマーク |
ちなみに、GLBは日本仕様の全車が右ハンドルです(GLB 180・GLB 200 d 4MATIC・メルセデスAMG GLB 35 4MATIC)。グレードによって操作の基本は変わりません。

かけ方と外し方は?手動と自動の違い
『自動でかかるなら、自分で触る必要はないの?』と思いますよね。普段はその通りで、Pに入れて降りるだけで大丈夫なことがほとんどです。
ただ、坂道で長く止まる時や、Nのまま洗車機に入る時など、自分で操作したい場面もあります。
- 車を完全に止めて、ブレーキペダルを踏んでおく
- パーキングブレーキのスイッチを手前に引いてかける
- メーターに赤いPマークが点いたことを確かめる
- 外す時は、ブレーキペダルを踏みながらスイッチを奥へ押す
- メーターの赤いPマークが消えたことを確かめてから発進する
自動で外れる仕組みもあります。運転席のドアが閉まっていて、シートベルトをしている状態でDやRに入れてアクセルを踏むと、ブレーキが解除されて発進できます。
逆に言うと、シートベルトをしていないと自動で外れないことがあります。「あれ、動かない」と思ったら、まずベルトとドアを見てみてください。
パーキングブレーキがかかったまま走り出すと、警告音とメッセージが出ます。そのまま走り続けるとブレーキが熱を持つので、すぐに止まって解除を確かめましょう。
バッテリーが弱っている時は要注意
電動パーキングブレーキは、名前の通り電気で動きます。バッテリーが上がると、解除できなくなることがあるんです。
レッカーで運ぶ時も、パーキングブレーキがかかったままだとタイヤが回りません。バッテリーの症状と対処はGLBのバッテリー上がりと交換の記事にまとめています。
信号待ちが楽になる「ブレーキホールド」の使い方
渋滞や長い信号で、ずっとブレーキを踏み続けるのは疲れますよね。GLBには、止まった後に足を離しても車が止まったままになる「ホールド」という機能があります。
使い方は簡単で、車が止まった状態で、ブレーキペダルをもう一段ぐっと深く踏み込むだけです。
- 信号などで車を完全に止める
- ブレーキペダルを、止まった位置からさらに強く踏み込む
- メーターに「HOLD」などの表示が出たら足を離してよい
- 発進する時は、アクセルを踏めば自動で解除される
メルセデスのホールドは、国産車のように「ボタンを押してオンにしておく」タイプではありません。止まるたびに、深く踏み込んで呼び出す方式です。
「毎回踏み込むのは面倒じゃない?」
「慣れると一瞬ですよ。止まりたい時だけ使えるので、かえって便利です」
こんなふうに、使いこなしてから手放せなくなる方も多い機能です。
- 運転席のシートベルトをしているか確かめる
- 運転席のドアがきちんと閉まっているか見る
- シフトがDかRに入っているか確かめる
- 車が完全に止まってから踏み込んでいるか振り返る
- 車間距離を保つ運転支援(ディストロニック)を使っていないか確かめる
ホールドしたまま長く止まっていると、自動で電動パーキングブレーキに切り替わることがあります。故障ではないので、慌てなくて大丈夫です。

下り坂のエンジンブレーキはどう使う?
『GLBって、エンジンブレーキはどうやってかけるの?』という疑問もよく聞きます。シフトレバーがハンドルの右側にあるので、国産車のように「Lに入れる」操作がないんですよね。
GLBはデュアルクラッチ式のトランスミッションを使っています。GLB 180は7速、GLB 200 d 4MATICとAMG GLB 35 4MATICは8速です(2026年2月発売モデル・カタログ値)。
| グレード | トランスミッション | 駆動方式 |
|---|---|---|
| GLB 180 Urban Stars | 7速DCT | 前輪駆動(FF) |
| GLB 200 d 4MATIC Urban Stars | 8速DCT | 4MATIC |
| メルセデスAMG GLB 35 4MATIC | 8速DCT | 4MATIC |
エンジンブレーキを強めたい時は、ハンドルの裏にあるパドル(シフトパドル)で、左側の「マイナス」を引いてギアを下げます。仕様によってパドルの有無が違うことがあるので、自分の車の取扱説明書で確かめておきましょう。
フットブレーキだけで下り続けると、ブレーキが熱を持って効きが落ちることがあります。早めにパドルでギアを1〜2段下げて、速度を抑えながら下るのが基本です。
回生ブレーキとの違いは?
GLB 180とAMG GLB 35には、ISGと呼ばれる小さなモーターが付いています(48Vのマイルドハイブリッド)。減速時にエネルギーを回収して、発進を手伝う仕組みです。
ただ、ハイブリッド車のように強い回生ブレーキで減速するものではありません。運転感覚は、普通のガソリン車とほぼ同じと考えてよいです。
GLB 200 d 4MATICにはISGがありません。ディーゼルらしい太いトルクで、坂道でもギアを下げた時のエンジンブレーキはしっかり効きます。
ブレーキの汚れが気になる?低ダストブレーキパッドの話
ベンツに乗ると、ホイールがすぐ黒っぽく汚れることに驚く方が多いはずです。これはブレーキパッドが削れて出る粉、いわゆるブレーキダストです。
特に現行のUrban Starsは、20インチのブラックのAMGアルミホイールとスポーツブレーキシステムが標準です(2025年8月の公式発表)。黒いホイールなので目立ちにくい一方、輪の内側にたまった粉は意外と残ります。
そこで候補に挙がるのが、社外品の「低ダストブレーキパッド」です。
- ホイールの汚れが目に見えて減りやすい
- 洗車の手間が軽くなる
- ローターの減りが穏やかになる製品もある
- 純正と効き方やタッチが変わることがある
- 新車保証の期間中は扱いを販売店で確かめたい
- 製品によっては低温時の効きや鳴きが出ることもある
交換費用は、部品代と工賃を合わせて前輪か後輪の片方で数万円程度が目安です。製品やお店、ローターも同時に替えるかどうかで大きく変わります。
新車から3年間は、メーカーの保証「メルセデス・ケア」が付いています(走行距離無制限)。社外パッドに替える前に、保証への影響を販売店で確かめておくと安心です。
ブレーキの残りが少なくなると、メーターに警告が出ることがあります。表示の意味はGLBの警告灯・警告音の意味と対処で確認できます。
こんな時は点検へ。パーキングブレーキのトラブル
電動パーキングブレーキは便利な反面、調子が悪くなると自分では直しにくい部品です。『なんだか様子がおかしい』と感じたら、早めに見てもらうのが一番です。
- 赤いPマークや黄色のブレーキ警告が消えない
- スイッチを押しても解除されない
- かける時や外す時に、いつもと違う異音がする
- 発進時に引きずるような重さを感じる
- バッテリー交換の後から挙動がおかしい
解除できない時は、まずブレーキペダルを踏んでいるか、エンジン(スタート)がオンになっているかを見直してみてください。それでもだめなら、無理に動かさず販売店やロードサービスに相談しましょう。
故障しやすい箇所と修理費の目安は、ベンツGLBの故障しやすい箇所と修理費の目安にまとめています。ブレーキランプの球切れが気になる方は、GLBのライト・ランプ類の交換と設定も参考になります。
電動パーキングブレーキ付きの車は、リアのブレーキパッド交換に専用の診断機が要ることがあります。工具だけで分解すると、部品を傷めるおそれがあります。
これからGLBを買う人が知っておきたいこと
これからGLBを買う方は、試乗の時にパーキングブレーキとホールドを一度使ってみてください。最初は戸惑っても、10分ほどで慣れる方がほとんどです。
GLBの新車価格は、2026年10月時点でGLB 180 Urban Starsが687万円、GLB 200 d 4MATIC Urban Starsが739万円、メルセデスAMG GLB 35 4MATICが937万円です(2026年2月17日発売モデル・メーカー希望小売価格・税込)。
| 試乗で確かめたいこと | 見るところ |
|---|---|
| パーキングブレーキ | スイッチの位置と、引く・押す感覚 |
| ホールド | 深く踏み込んだ時の表示と、発進時の解除 |
| エンジンブレーキ | パドルの位置と、ギアを下げた時の減速 |
| ブレーキのタッチ | 止まる直前の踏み心地 |
ブレーキまわりで不安がなくなったら、あとは値段の話です。どこまで値引きが狙えるかはベンツGLBの値引き相場と限界額で詳しく見られます。
よくある質問
ベンツGLBのサイドブレーキはどこにありますか?
運転席の右下、ライトスイッチの近くにある電動パーキングブレーキのスイッチです。手前に引くとかかり、ブレーキを踏みながら押すと外れます。
パーキングブレーキは毎回自分でかける必要がありますか?
いいえ、シフトをPに入れた時などは自動でかかります。坂道で長く止める時などは、手動でもかけておくと安心です。
ブレーキホールドのボタンはどこですか?
GLBのホールドはボタンでオンにする方式ではありません。止まった状態でブレーキペダルをさらに深く踏み込むと作動し、アクセルを踏むと解除されます。
ホールドが作動しないのはなぜですか?
シートベルトをしていない、運転席のドアが開いている、車が完全に止まっていない、といった理由がよくあります。それでも作動しない時は販売店で点検してもらいましょう。
低ダストブレーキパッドに替えても大丈夫ですか?
替える方は多いですが、効き方やタッチが純正と変わることがあります。新車保証の期間中は、保証への影響を販売店で確かめてからにすると安心です。
まとめ
- GLBのサイドブレーキは電動式で、運転席の右下にあるスイッチで操作する
- Pに入れれば自動でかかり、条件がそろえば発進時に自動で外れる
- ホールドは止まってからブレーキを深く踏み込むと作動する
- 下り坂はパドルでギアを下げてエンジンブレーキを使う
- 低ダストパッドは便利だが、保証期間中は販売店に相談してから





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