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家族を乗せる車だからこそ、『乗り心地が硬かったらどうしよう』と気になりますよね。ネットで「GLBは乗り心地が悪い」という声を見かけて、迷っている方もいるはずです。
結論から言うと、現行のGLBは20インチの薄いタイヤを履く分、段差の当たりは感じやすい車です。その一方で、Urban Starsには足の硬さが変わるアダプティブダンピング付サスペンションが標準で付きます。
この記事では、硬さの理由と静かさ、グレードごとの違い、試乗で何を見ればいいかを順に見ていきます。
ベンツGLBの乗り心地は硬い?柔らかい?
GLBの乗り心地は「しっかりめ」です。現行のUrban Starsは235/45R20のタイヤで段差の当たりを感じやすい反面、可変ダンパーで硬さを和らげる組み合わせになっています。
『ベンツだから、ふわふわの乗り心地なのでは?』と思っていた方もいますよね。実は、GLBはコンパクト系のSUVなので、大きなセダンのようなふんわり感とは少し違うんです。
乗り心地を左右するのは、主にタイヤとサスペンションです。現行モデルの組み合わせを並べてみます。
| 項目(2026年10月時点) | GLB 180 Urban Stars | GLB 200 d 4MATIC Urban Stars | AMG GLB 35 4MATIC |
|---|---|---|---|
| タイヤサイズ | 235/45R20 | 235/45R20 | 255/40R20 |
| サスペンション | アダプティブダンピング付(標準) | アダプティブダンピング付(標準) | AMG専用の足回り |
| 全高 | 1,700mm | 1,700mm | 1,670mm |
| 車両重量 | 1,670kg | 1,820kg | 1,820kg |
| 乗り味の傾向 | しっかりめ | しっかりめ・重さで落ち着く | 硬め・スポーツ寄り |
タイヤサイズ・全高・重量は2026年2月17日発売モデルのカタログ値です。Urban Starsの標準装備は2025年8月22日の公式リリースをもとにしています。

なぜ「乗り心地が悪い」と言われることがあるの?
よく挙がる理由は、段差や継ぎ目での「ゴツン」という当たりです。これは、タイヤの薄さが大きく関わっています。
現行のUrban Starsは、20インチのAMGアルミホイールが標準です。2023年11月のマイナーチェンジ当時、素のグレードは18インチが標準でした。
タイヤの側面(ゴムの厚み)が薄くなるほど、路面の凹凸を吸収できる量は減ります。つまり、見た目のかっこよさと引き換えに、細かい揺れが伝わりやすくなるんです。
- 古い舗装の継ぎ目が続く一般道
- マンホールや道路工事の段差
- 駐車場の入口の段差や減速帯
- 1人で乗っていて、車が軽い状態の時
例えばこんな場面です。街中では、助手席の家族が「今の段差、けっこう来たね」と言うことも。
それが高速道路に乗ると「思ったより揺れないね」に変わったりします。GLBは、場面で印象が変わりやすい車なんです。
ベンツGLBにエアサスはある?サスペンションの中身
『ベンツならエアサスが付いているのでは?』と思う方も多いはずです。ただ、公開されているGLBの装備情報に、エアサスペンションの設定は見当たりません。
GLBで乗り心地に効いてくるのは、Urban Starsに標準のアダプティブダンピングシステム付サスペンションです。これは、路面や走り方に合わせてダンパー(揺れを抑える部品)の硬さを変える仕組みです。
エアサスは、空気ばねで車高や柔らかさそのものを変える仕組みです。可変ダンパーは、ばねはそのままで、揺れの収まり方を調整します。GLBは後者の考え方です。
走行モードを快適寄りにすると、段差の当たりが少し丸くなります。試乗では、モードを切り替えて同じ道を走り比べてみてください。
中古のGLBは足回りの装備を確認
2025年8月にUrban Starsが出る前は、アダプティブダンピング付サスペンションはオプション扱いでした。中古で探す時は、装備表でこの機能が付いているかを確かめておきましょう。
ホイールのサイズも年式で違います。18インチの個体は、20インチより段差の当たりが穏やかになりやすいです。
静かさはどう?ロードノイズとエンジン音
静かさについても、『うるさいって聞いたけど本当?』と気になりますよね。音の出どころを分けて考えると分かりやすいです。
| 音の種類 | GLBで気になりやすさ | 主な理由 |
|---|---|---|
| ロードノイズ(タイヤの音) | 荒れた路面で気になりやすい | 20インチの薄いタイヤ |
| 風切り音 | 高速で少し感じる | 背が高く四角いボディ |
| エンジン音(GLB 180) | 普段は控えめ | 1.4L(1,331cc)ターボ+ISG |
| エンジン音(GLB 200 d) | 発進や加速で少し聞こえる | 2.0Lディーゼル |
| エンジン音(AMG GLB 35) | 加速時ははっきり聞こえる | 306PSのスポーツ仕様 |
結論から言うと、うるさいと感じるかは路面とタイヤでほぼ決まります。きれいな舗装の高速道路では落ち着いていても、荒れたアスファルトではゴーという音が増えます。
信号待ちからの再始動も、静かさの印象を左右します。GLB 180とAMG GLB 35はISG(モーター)付きなので、エンジンがかかり直す時のブルッという揺れが小さめなんです。
GLB 200 dはISGを持たないディーゼルです。アイドリングストップからの再始動では、ガソリン車より振動を感じやすいことがあります。
GLB 200 dには、Urban Starsの装備として「スポーティーエンジンサウンド」が付きます(公式リリース)。静かさを重視する方は、この音の聞こえ方も試乗で確かめておくと安心です。

GLB 180とGLB 200 dで乗り心地は違う?
『同じUrban Starsなら、どちらも乗り心地は一緒?』と思いますよね。タイヤサイズは同じ235/45R20ですが、実は乗り味には少し差が出ます。
いちばん大きいのは重さです。カタログ値でGLB 180は1,670kg、GLB 200 d 4MATICは1,820kgと、150kgの差があります。
| 比べる点 | GLB 180 Urban Stars | GLB 200 d 4MATIC Urban Stars |
|---|---|---|
| 車両重量 | 1,670kg | 1,820kg |
| 駆動方式 | FF | 4MATIC |
| エンジン | 1.4L(1,331cc)ターボ+ISG | 2.0Lディーゼルターボ |
| 乗り味の傾向 | 軽快で、細かい揺れは伝わりやすい | どっしりして、揺れの収まりが落ち着く |
車が重いと、細かい凹凸で車体が揺すられにくくなります。そのため、GLB 200 dのほうが「落ち着いている」と感じる方もいます。
一方で、GLB 180は軽い分、交差点の曲がりや発進が軽やかです。どちらが良いかは好みなので、続けて乗り比べるのがいちばん分かりやすいですよ。
駐車場のスロープや段差では
立体駐車場のスロープや入口の段差は、ゆっくり斜めに越えると当たりが和らぎます。AMG GLB 35は最低地上高が160mm(カタログ値)と低めなので、段差の角度にも気をつけたいですね。
高さ制限を含めた駐車場の注意点は、機械式・立体駐車場に入るかの記事にまとめています。
3列目と2列目で乗り心地は違う?
ここは家族で乗る方にとって大事なところです。同じ車でも、座る位置で揺れの感じ方が変わります。
2列目は、前後のタイヤの間に近い位置に座ります。揺れが少なめで、長距離でも疲れにくい席です。
3列目は、後ろのタイヤの近くに座る形です。段差を越えた時の上下の動きを感じやすく、身長168cm以下の乗員のみ使える席と公式に注記されています。
3列目は段差の揺れが伝わりやすく、足元も2列目より狭くなります。長距離では、休憩のたびに席を入れ替えるなど工夫しておきましょう。
3列目の広さや使い方は3列目シートの記事で詳しく見ています。後ろの席の広さは後部座席の記事も参考にしてみてください。
乗り心地を良くしたい時にできること
『もう買ってしまったけど、少しでも柔らかくしたい』という方もいるかもしれません。大がかりな改造をしなくても、できることはあります。
- タイヤの空気圧を、運転席ドア付近の表示どおりに合わせる
- 走行モードを快適寄りに切り替えて走ってみる
- タイヤ交換の時に、乗り心地重視の銘柄を選ぶ
- 冬のスタッドレスで、インチダウンを検討する
空気圧が高すぎると、乗り心地は硬くなります。給油のついでに月1回ほど見ておくと、燃費とタイヤの減り方にも良い影響があります。
インチダウンは、ブレーキの大きさによって付けられるサイズが限られます。作業する店で適合を確かめてから選びましょう。
ホイールの話はホイールサイズとインチアップの記事にまとめています。
試乗ではどこを見ればいい?
乗り心地は、数字だけでは決めきれない部分です。だからこそ、試乗の時間をうまく使いたいですよね。
- 段差や継ぎ目のある道を走らせてもらう
- 走行モードを切り替えて、同じ道で比べる
- 2列目にも座って、家族目線の揺れを見る
- 荒れた路面でのロードノイズを聞く
- GLB 180とGLB 200 dを乗り比べる
できれば、ふだん一緒に乗る家族にも後ろの席に座ってもらいましょう。運転している本人より、後ろの席の人のほうが揺れに気づきやすいからです。
試乗コースがきれいな道ばかりだと、普段の印象とずれることがあります。いつも走る道に近い場所を走りたいと、担当者に相談してみてください。
サイズや取り回しまで含めて考えたい方はベンツGLBのサイズ一覧へ、買い方の比較はベンツGLBの値引き相場から読んでみてください。
よくある質問
ベンツGLBの乗り心地は悪いのですか?
悪いというより「しっかりめ」です。現行Urban Starsは20インチの薄いタイヤなので段差の当たりを感じやすい一方、アダプティブダンピング付サスペンションが標準で付きます。
ベンツGLBにエアサスはありますか?
公開されている装備情報に、GLBのエアサスペンションの設定は見当たりません。乗り心地には、Urban Starsに標準のアダプティブダンピングシステム付サスペンションが効いてきます。
GLBはうるさいですか?静粛性はどうですか?
きれいな舗装では落ち着いていますが、荒れた路面ではタイヤのロードノイズが増えます。音の感じ方は路面とタイヤで大きく変わるので、試乗で確かめるのが確実です。
AMG GLB 35の乗り心地はどうですか?
タイヤが255/40R20と太く、全高も1,670mmと低めのスポーツ仕様です。ほかの2グレードより硬めの乗り味になりやすいので、家族の乗り心地を重視する方は乗り比べてみてください。
乗り心地を柔らかくする方法はありますか?
空気圧を指定値に合わせる、走行モードを快適寄りにする、乗り心地重視のタイヤを選ぶ、といった方法があります。インチダウンは適合を店で確かめてからにしましょう。
まとめ
- GLBの乗り心地はしっかりめで、段差の当たりは20インチタイヤの影響が大きい
- Urban Starsはアダプティブダンピング付サスペンションが標準で、エアサスの設定は見当たらない
- AMG GLB 35は255/40R20で、ほかの2グレードより硬めになりやすい
- 静かさは路面とタイヤで大きく変わる
- 試乗では段差のある道と2列目の乗り心地を確かめる





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