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GLBを選ぶ時、『四駆の4MATICにしておいた方が安心かな』と迷っていませんか。SUVだから全部四駆だと思っていた、という方もいるはずです。
結論から言うと、雪の多い地域や坂道の多い場所に住んでいるなら4MATICに意味があり、街乗りと高速が中心ならFFのGLB 180でも困る場面は多くありません。
この記事では、FFと4MATICの違いを価格・重さ・燃費・税金の数字で並べ、どんな人に4MATICが合うかを見ていきます。
GLBの駆動方式はグレードで決まっています
2026年10月時点のGLBは、GLB 180がFF(前輪駆動)、GLB 200 d 4MATICとメルセデスAMG GLB 35 4MATICが4MATIC(四輪駆動)です。同じグレードでFFと四駆を選ぶことはできません。
「GLB 180の4MATICはないの?」と思った方もいますよね。いまの日本仕様では、GLB 180はFFだけなんです。
つまり、四駆にしたいならエンジンも一緒に変わります。GLB 200 d 4MATICなら2.0Lディーゼル、AMG GLB 35なら306PSの2.0Lガソリンターボです。
| モデル | 駆動方式 | エンジン | 変速機 | 価格(2026年10月時点) |
|---|---|---|---|---|
| GLB 180 Urban Stars | FF | 1.4L(1,331cc)ターボ+ISG | 7速DCT | 687万円 |
| GLB 200 d 4MATIC Urban Stars | 4MATIC | 2.0Lディーゼルターボ | 8速DCT | 739万円 |
| メルセデスAMG GLB 35 4MATIC | 4MATIC | 2.0Lガソリンターボ+ISG | 8速DCT | 937万円 |
価格は2026年2月17日発売モデルのメーカー希望小売価格(消費税込)です。

「四駆か」より「ガソリンかディーゼルか」の選択になる
ここが大事なところです。GLBで4MATICを選ぶことは、そのままディーゼルを選ぶことでもあります。
ディーゼルは軽油で走り、AdBlue(尿素水)の補充も必要です。
燃料や手間の話はGLB 200 d 4MATICのディーゼルは買い?で詳しく見ています。
FFと4MATICは数字でどれくらい違う?
ここではベンツブランドの2台、GLB 180 Urban Stars(FF)とGLB 200 d 4MATIC Urban Stars(四駆)を比べます。数値は2026年2月発売モデルのカタログ値です。
『四駆にすると、結局いくら余計にかかるの?』という点が一番気になりますよね。主な差を表にしました。
| 比べる点 | GLB 180(FF) | GLB 200 d 4MATIC | 差 |
|---|---|---|---|
| 車両価格 | 687万円 | 739万円 | 52万円 |
| 車両重量 | 1,670kg | 1,820kg | 150kg |
| 最低地上高 | 200mm | 200mm | なし |
| WLTC燃費 | 14.2km/L | 15.7km/L | 4MATICが上 |
| 燃料 | ハイオク | 軽油 | |
| 自動車税(年額) | 30,500円 | 36,000円 | 5,500円 |
| 最大トルク | 230N・m | 320N・m | 90N・m |
意外に思うかもしれませんが、四駆のGLB 200 dの方がカタログ燃費は良いんです。これはディーゼルエンジンの効率が高いからで、四駆そのものが燃費を良くしているわけではありません。
最低地上高は、FFも4MATICも200mmで同じです。「四駆だから車高が高い」ということはないので、段差や雪のわだちへの強さはタイヤと走り方の方が効いてきます。
52万円の差に税と燃料代を足すと
車両価格の差52万円に、自動車税の差が年5,500円上乗せされます。5年乗るなら、税だけで27,500円の差です。
一方で、燃料はハイオクと軽油の違いがあり、軽油の方が単価は安いのが一般的です。
走る距離が長い人ほど、この差は縮まります。年間の費用の全体像はGLBの維持費は年間いくら?でまとめています。
雪道で4MATICが効く場面・効かない場面
- 雪が積もった坂道での発進
- 凍った交差点からの発進
- ぬかるんだ駐車場や未舗装路からの脱出
- 雨の高速道路での安定感
- 雪道・凍った道でのブレーキ
- カーブでの曲がりやすさの限界
- スタッドレスタイヤを履いていない時の走り
『四駆なら雪道は安心でしょ?』と思いますよね。半分は正しくて、半分は誤解なんです。
四駆が強いのは「進む」ことです。前輪だけでなく後輪にも力を配れるので、滑りやすい坂道でも発進しやすくなります。
ただ、「止まる」「曲がる」はタイヤのグリップで決まります。4MATICでもブレーキの距離が短くなるわけではありません。
例えば、こんな場面を想像してみてください。
「家の前の坂、雪の朝はFFだと登れなかったんです」
「それなら4MATICが活きますね。ただ、下りのブレーキはどちらも同じなので、スピードは控えめに」
スタッドレスタイヤが先、四駆は次
雪国に住んでいるなら、まずスタッドレスタイヤを用意しておきましょう。FFでもスタッドレスを履けば、平らな雪道なら走れる場面は多いです。
GLBのタイヤサイズは、GLB 180・GLB 200 d 4MATICとも235/45R20です(2026年2月発売モデル)。20インチのスタッドレスは値段が張るので、インチダウンも含めてGLBのタイヤサイズと交換費用・スタッドレスで確かめてみてください。

オフロードや水深はどこまで大丈夫?
GLBは街乗りと長距離を得意とするSUVです。本格的なオフロード車ではないので、岩場や深い川を走ることは想定しないでおきましょう。
「ベンツGLB オフロード」で調べる方も多いですよね。見た目が角ばっていて、ゲレンデヴァーゲン(Gクラス)のような雰囲気があるからだと思います。
実際に走れるのは、キャンプ場までの砂利道や、雨のあとの未舗装の駐車場くらいまでと考えておくのが安心です。4MATICなら、こうした場所で空転しにくくなります。
水深は取扱説明書で確かめる
「GLB 水深」も気になるところですよね。冠水した道路をどこまで走れるかは、メーカーが取扱説明書に目安を載せていることがあります。
この記事では、公式の数値を確かめきれていないため具体的な値は書いていません。お持ちの車の取扱説明書か、販売店で確かめてみてください。
一般的には、冠水した道路には入らないのがいちばん安全です。マフラーや吸気口から水が入ると、エンジンが壊れることもあります。
オフロード風のカスタムをする時の注意
『アウトドアっぽく見せたい』という理由で、オフロード風のタイヤやルーフキャリアを付ける方もいます。
ゴツゴツしたタイヤは見た目が良い反面、ロードノイズが増えたり、燃費が落ちたりしやすいです。20インチのサイズに合う銘柄が少ないこともあるので、付ける前に販売店で相談してみてください。
ドレスアップの全体はGLBのカスタムパーツの定番と注意点で見ています。
4MATICが合う人・FFで十分な人
- 雪が積もる地域に住んでいる、または冬にスキー場へよく行く
- 家の前や駐車場に急な坂がある
- 長距離をよく走り、燃費の良いディーゼルにしたい
- 7人乗せて山道を走ることがある
当てはまるものが多いなら、GLB 200 d 4MATICを中心に考えてみてください。
逆に、次のような使い方なら、FFのGLB 180でも困る場面は少ないはずです。
- 雪がほとんど降らない地域に住んでいる
- 街乗りと買い物、送り迎えが中心
- 車両価格を少しでも抑えたい
- 年間の走行距離がそれほど多くない
GLB 180が7人乗りでどこまで走れるかはGLB 180はどんなモデル?で詳しく見ています。
AMG GLB 35の4MATICは目的が違う
AMG GLB 35も4MATICですが、こちらは306PSの力を路面に伝えるための四駆です。雪道対策というより、走りの楽しさを優先する人向けなんです。
最低地上高はAMG GLB 35が160mmで、ほかの2台の200mmより低くなっています。雪の深い地域では、この差も頭に入れておきましょう。
中古で探す時は「同じ名前でも駆動方式が違う」ことがある
中古車を探しているなら、ここは見落としやすいポイントです。
2020年6月の日本発表時は、GLB 200 dがFFで、四駆はGLB 250 4MATIC Sportsでした。GLB 200 d 4MATICとGLB 180が加わったのは2021年4月です。
つまり、「GLB 200 d」とだけ書かれた中古車は、FFの可能性もあるんです。『ディーゼルだから四駆だと思っていた』とならないよう、車名に「4MATIC」が入っているかを車検証で確かめておきましょう。
年式ごとの違いはGLBの歴代モデル一覧で見分け方をまとめています。
新車で4MATICを選ぶ時の進め方
- 冬の道(雪・凍結・坂)を年に何日走るか数えてみる
- 年間の走行距離から、ハイオクと軽油の燃料代の差をざっくり出す
- 52万円の差と、年5,500円の自動車税の差を足して比べる
- GLB 180とGLB 200 d 4MATICの両方で見積もりを取る
- 試乗できるなら、坂道の発進と高速の合流を両方試してみる

両方の見積もりを並べると、値引きや下取りを含めた本当の差額が見えてきます。
装備は2台ともUrban Starsで共通の部分が多く、差は主にエンジンと駆動方式です。装備の中身はUrban Starsとはで、グレード全体の比べ方はGLBのグレードの違いを一覧で比較で見ています。
値引きの考え方はGLBの値引き相場と限界額を参考にしてみてください。
ベンツGLB買いたいドットコム
ベンツGLBの値段、先に相場を見ておく
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よくある質問
GLB 180に4MATIC(四駆)はありますか?
2026年10月時点の日本仕様では、GLB 180はFF(前輪駆動)のみです。四駆にしたい場合は、GLB 200 d 4MATICかメルセデスAMG GLB 35 4MATICを選ぶことになります。
FFと4MATICの価格差はいくらですか?
2026年10月時点で、GLB 180 Urban Starsが687万円、GLB 200 d 4MATIC Urban Starsが739万円で、差は52万円です。エンジンも1.4Lガソリンから2.0Lディーゼルに変わります。
4MATICの方が燃費は悪いですか?
カタログ値ではGLB 200 d 4MATICが15.7km/L、GLB 180が14.2km/Lで、4MATICの方が上です。これはディーゼルエンジンの効率によるものです。
雪道はFFでも走れますか?
スタッドレスタイヤを履けば、平らな雪道なら走れる場面は多いです。急な坂道での発進が多いなら、4MATICの方が安心です。
GLBはどれくらいの水深まで走れますか?
公式の数値はこの記事では確かめきれていません。取扱説明書か販売店で確かめてみてください。冠水した道路には入らないのが安全です。
まとめ
- GLB 180はFF、GLB 200 dとAMG GLB 35は4MATICで、駆動方式はグレードで決まる
- FFと4MATICの差は車両価格52万円・重量150kg・自動車税年5,500円
- カタログ燃費はディーゼルの4MATICが15.7km/Lで、FFの14.2km/Lより上
- 4MATICが効くのは発進と登坂で、ブレーキはタイヤ次第
- 本格オフロードや冠水路は想定せず、水深は取扱説明書で確かめる





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